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【第334回】『山本七平の日本の歴史<下>』(山本七平、ビジネス社、2005年)
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【第334回】『山本七平の日本の歴史<下>』(山本七平、ビジネス社、2005年)
『こころ』におけるKと後醍醐天皇。奇想天外とも言える組み合わせをもって、日本人が理想とする典型と見... 『こころ』におけるKと後醍醐天皇。奇想天外とも言える組み合わせをもって、日本人が理想とする典型と見做す著者の考察が、上巻から引き続いて展開される。 後醍醐帝にとっては一種の「理想」の追究であり、この理想的体制の追究と実現において帝はまことに「則理想去私」であって、そのためには天下の動乱も身の破滅も考慮していない一種の理想主義だといえる。(58頁) 道に殉じる「則道去私」を体現したKと同じように、「則理想去私」で理想に殉じた後醍醐天皇。中心に道や理想を掲げる静謐とした存在がいることによって、周囲はどのように反応することになるのか。そこには特徴があると著者は指摘する。