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太陽:磁場が「4重極構造」に…地球、一時的に寒くなる?
太陽北極の磁場が反転し、北極と南極がN極、赤道付近がS極になる「4重極構造」に変化しつつある=国... 太陽北極の磁場が反転し、北極と南極がN極、赤道付近がS極になる「4重極構造」に変化しつつある=国立天文台提供 太陽の北極と南極にN極、赤道付近に二つのS極が形成される「4重極構造」が現れつつあることが、国立天文台などの研究チームの観測で分かった。現在は2極だが、地球が寒冷化した約300年前にも4重極構造だったとみられる。当時の太陽活動の特徴とも一致することから、温暖化の一時的な抑制につながる可能性があるという。 研究チームは、太陽観測衛星「ひので」で太陽の極付近を観測。08年の北極はS極だったが、11年にはS極に混じってN極が出現した。北極と南極は同時に反転するとされてきたが、南極はN極のままだった。このため、北極ではS極からN極に反転し、4重極構造に変化する過程にあると結論付けた。今年5月ごろには完全に反転するとみられるが、理由は分かっていない。 過去の太陽の観測結果を調べたところ、黒点
2012/04/22 リンク