スポーツナビ｜欧州サッカー｜ニュース｜コラム：イタリアサッカーの美しい多様性

先週末のセリエAの最初と最後の２試合、ユヴェントス対ナポリとジェノア対ローマは、これ以上ないほどに異なる２つの試合だった。前者は、両チームのフィジカルの強さも含めて、イタリアにおける戦術的な完璧主義へのこだわりを象徴するかのような試合。後者は派手なプレーと恥ずかしいミスの応酬によるお祭りのような試合だ。 様々な要素が入り混じる今季のセリエAの中でも、この２試合からはいくつかの興味深い疑問が湧いてきた。イタリアのリーグは、欧州の主要リーグの中で最も異質なものなのだろうか？ それは「いいサッカー」とは何か、という昔からの問いかけにも繋がるものだ。ユヴェントスが見せた、堅実に一歩一歩進んでいくような戦いだろうか。あるいはローマが日曜日の夜に見せたような、流動的によく動く一方で、時に軽率な部分も見せるようなサッカーだろうか。 個々の試合をもう少し詳しく探ってみよう。土曜日に対戦したユヴェントス

[re-donald]

自分が今持っている（感じている）サッカーの見方、価値観をズバッと言い表してくれていると勝手に乗っかりたいコラム／人は「ないところから、不足している状況から何かを産み出せる」素晴らしい生き物だよ。