武田邦彦 （中部大学）: 自然科学と倫理から見た、相撲と暴力団

このところ大相撲はやっかい続きだが、野球賭博と暴力団のことで大きくもめている。 ＮＨＫの杉山元記者やマスコミは一斉に相撲協会を批判している。でも、この問題は奥がふかく，単に「暴力団と関係があるなんて、なんだ！」と正義ぶったから解決するというような簡単な問題ではない。 政治と金のことと同じように，本気で改善しようとしたら、「難しい問題は，簡単に表面的な批判をしても解決しない」という原理をよくかみしめる必要がありそうだ。 ここでは、私が自然科学を専門としているので、この問題を自然科学と倫理ということから考えてみたいと思う。 ・・・・・・・・・ まず、第一に、ＮＨＫの報道姿勢だ。 ＮＨＫは長く相撲放送を担当し、杉山元記者のように相撲界の奥の奥まで知っている。仮に「相撲と暴力団」というのが興業を通じて昔から深い関係にあったとしたら、ＮＨＫはなぜそれを「知っていて報道しない」という姿勢を取ったのか。

[riku_mio]

人間社会の基本的な概念が暴力は正義である以上、暴力団はなくならないのではないかという指摘はなるほどとおもった。

[Galileo2010]

書かず（放送せず）に放置してきたマスコミが悪いという視点。同意。

[ryusso]

>さらに根本的には「暴力が正義」という現在の人間社会の基本的な概念が、暴力団の存在を必然的なものにしている

[parallel-world]

どこが自然科学やねん。／この人、どうしてもメディア批判しないと気が済まないんだな。

[jiangmin-alt]

日本の社会は、やくざな社会⇒http://jimnishimura.jp/soc_per/bye_oldj/4.html