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『苦役列車』(山下敦弘監督): IDENTIFICATION
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『苦役列車』(山下敦弘監督): IDENTIFICATION
最高だった。何度も泣いた。泣く理由なんてお前らにわかんなくていいよ、と思うけど、「どうしようもな... 最高だった。何度も泣いた。泣く理由なんてお前らにわかんなくていいよ、と思うけど、「どうしようもない私」を抱えて地の底を這うような暮らしを送る君ならきっとわかってくれると思う。 自分の20代前半のきつい時期が、そのまま描かれていた。だれがどう言おうが関係ない、これが青春映画というものだ。主人公・貫多の疎外感。彼は「普通」ということがわからない。「世間一般」とか「社会通念」というものが、どうしても、どうあがいてもわからない。さびしさを剥き出しにして他者と接することしかできない。だから少しでも優しくされると、甘えてしまう。心の底から「ありがとう」って言えてしまう。「普通」と思える青春をほんの束の間味あわせてくれたことに対して、ずっとずっとその嬉しさを後生大事に抱き続けてしまう。たとえそれが他人には痛ましく映ったとしても。 友達や女の子と海にいくなんて、ボウリングをするなんて、彼のような人間にはあ