アルミ缶の上にあるミカン 烙印―stigma

ジェンダーとはスティグマである。 セクシュアリティとはスティグマである。 そしてそれは、言語である。 頭痛と吐き気、倦怠感の夜。 眠れない。 風邪かなー。 風邪かなー。 小倉千加子いいかんじである。 読んでいるのは『セックス神話解体新書』 上野千鶴子との対談ではちょっとしょぼかったけど、これ読んでびっくり。この人すごい。 心理学者で文学博士かつ医学博士なだけあって、人間の発達とセクシュアリティ・ジェンダーの形成についての考察はとってもとっても面白い。一番面白かったのは、 「セクシュアリティ、即ちジェンダーから学習される性行動は 本能などではない」というくだり。 小倉千加子はこの理由を以下の三つによって説明しています。 ●世の中には野生児ってのがいます。 狼に育てられたアマラとカマラ、ナポレオン時代アヴェロンの森で見つかった少年ヴィクトールなどなど、ホモ・サピエンスでありながらホモ・サピエン

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