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2010-11-15 - 死んだ目でダブルピース
人が必死になっている姿は面白い。 ダチョウ倶楽部や出川哲朗らのリアクション芸は、それを体現するもの... 人が必死になっている姿は面白い。 ダチョウ倶楽部や出川哲朗らのリアクション芸は、それを体現するものだ。 シンプルな面白さであるだけに、21世紀になってもリアクション芸の需要はなくならない。 一部のテレビマンたちは、熱々おでんや大量ワサビ寿司のような既存の仕掛けに飽きたらず、芸人のリアルな必死さを引き出そうと試みた。「早朝バズーカ」「ユーラシア大陸ヒッチハイク」など、手を変え品を変え、ムチャな仕掛けを提示し続けた。膨大な時間をかけてカメラを回し、面白くなければ全ボツにすることも少なくなかった。 その結果、「元気が出るテレビ」「お笑いウルトラクイズ」「電波少年」など、過激なバラエティ番組が生まれたのである。 しかし、さじ加減を間違えると、笑えない事故が起こってしまうこともある。出るほうも、出すほうも、かなりの覚悟が必要だから、この種の番組は次第に減ってきた。 この秋にスタートしたフジテレビの「