Touch The Energy 経済学と生物学：ダーウィンはブラック・スワンを見たのか

最近の「予想外」の金融危機により，世界経済をより正しく捉えようという動きが高まっている． 今まで用いていた経済理論は，本当に現実を反映したものなのか，恣意的な仮定を基にしているのではないか，といった批判が少なくない． ここで，「予想外」の事態に対し，どのように対処したらよいのか，という疑問が出る． まず，ダーウィンの言葉である． 「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」 この表現を踏まえて最近の金融危機を捉えるとどうなるか． この場合，大量に生産する企業は「強い者」であり，利益率の高い企業は「賢い者」とも言える． 6500万円前の隕石衝突に伴う恐竜の絶滅に，現代のGMやクライスラーを重ねることもできる．（強い者） 数百万年前に誕生して以来，生物界の上位に位置してきた人間を，最近までの金融機関に

[sakamata]

激しい環境変化はまれで予想も出来ないが必ず起こる。生き残るのは「強い」ものでも「賢い」ものでもない。「変化できるもの」という結論。

[hamuh]

それでもまだ３０年くらいは、大企業が生き残ってると思うけど。

[currencybuilding]

うん、面白い。フレームワークに採用だ。

[hihi01]

うわっ、これまたべたにべき乗則の世界！あとでとらばしたい。つーか、べき乗こみゅにリクルートしたい方いっぱい！