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役割と自己④ : バラエティーオブライフ★
役割同一化人間が忙しさから抜け出るためには、「自分が人を見るとき、その担う役割しか見ていない」と... 役割同一化人間が忙しさから抜け出るためには、「自分が人を見るとき、その担う役割しか見ていない」ということに気付かないとならない。 そこに気付き、自分達自身も役割によって自由を失っていたことを理解しないと、決して直そうとしないだろう。 なぜなら、役割同一化人間にとって役割のない状態は苦しい。だから、「役割の無い自分に価値がある」という感じ方を再構築しなければならないのに、役割の無い状態になかなかなれないのである。 また、役割の仮面を被ろうと思えばずっと被れる場合、わざわざそれを外して「自己無価値感と向き合おうとしない」可能性も高い。 「なぜ自分達は忙しいのか」を考えようとせず、「いや、忙しいのは良いことだ。このままで良いんだ」と言って結局何もせず流されていく。 だから、「いつまで経っても忙しい」。 確かに、いい大人が「何の役割もなく受け入れられる」というのは難しいかもしれない。それは通常、子