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「抗うつ薬が自殺を増やしている論」に強く反論申し上げたい。
1998年以降抗うつ薬の売り上げ増加と自殺者激増が一致 自殺者が一向に減らない。問題として取り上げられ... 1998年以降抗うつ薬の売り上げ増加と自殺者激増が一致 自殺者が一向に減らない。問題として取り上げられると、その都度、「不景気」や「ストレスの多い社会」がその原因とされてきた。そして早い段階で医師に診察してもらうことが自殺を未然に防ぐことにつながると言われている。だが、今、そこに大きな疑問符がついている。むしろ、真面目に医者に通えば通うほど、死へ近づいていくのではないかと疑念を抱かせる状況があるのだ。医療ジャーナリストの伊藤隼也氏が追及する。 自殺予防のための内閣府による早期受診キャンペーンを目にしたことはないだろうか。 「お父さん、眠れてる? 眠れないときは、お医者さんにご相談を」 人口にこそ膾炙しているが、その成果は見る影もない。今年も9月10日から自殺予防週間が始まったが、日本の自殺者は一向に減っていないからだ。1998年以降、自殺者は常に3万人を超えており、先進国のなかで最悪の道を
2011/09/30 リンク