INTER IT: IT's Style ETO KOUICHIROU3

IT それで、大学時代はどう過ごされましたか。 江渡 割と自分の好きなことをずっとやっていましたね。そもそもプロジェクトで何かつくるという経験は、ゲームからなんですよ。 大学一年のときに、任天堂電通ゲームセミナーというのがあって、そこでグループでゲームをつくることを始めたんです。大学1〜2年の二年間でゲームを一本つくって、大学三年のときに「ジョイメカファイト」という名前で発売された。それが本格的にモノをつくった最初です。三年生からは、藤幡先生のゼミの課題でモノをつくったり、自分の作品と同じぐらいに藤幡先生の作品をつくるのを手伝ったり。大学院に入ってからも、そんな感じが延々と続きますね。 IT 卒業してすぐ就職されたんですか。 江渡 いえ、卒業してしばらくはいろんなところをふらふらしてました。五月に偶然、国際メディア研究財団の大野さんと知り合って、財団に来ることになりました。フリーでやってい

[junky0]

ジョイメカファイト作者

[dotimpact]

98年のetoさんインタビュー「とにかく、今、頭の中にしかないゲームで早く自分が遊んでみたいと毎日思い続け、それを周りにも言うこと。それがないとゲームは完成しないし、完成しても売れない」