http://winewine.at.infoseek.co.jp/k-sankaboushizai.htm

ほとんどのワインでは製造工程において酸化防止剤が添加されている。その目的は １）ワインの製造中の酸化劣化（風味の腐敗、変色）を防ぐ ２）ワイン製造中の雑菌繁殖を防ぐ ３）亜硫酸塩がポリフェノールと結びつくことで、ポリフェノールを含む赤色色素を果皮から溶け出しやすくする ４）発酵段階で発生するアセトアルデヒド臭を防ぐ ５）瓶詰め後の急激な酸化劣化をふせぐ ことである。 まず最初にワイン作りの第一段階である発酵スタート前に、酸化防止剤を添加することで、ブドウジュースの酸化を防ぐわけだが、それは同時に雑菌繁殖を抑える働きもあり、健全なワインを作るためには必要な添加なのだ。 さらに瓶詰めのときにも酸化防止剤が添加される。それを行わないと、瓶の中に残った空気中の酸素での酸化や、長い年月保存するワインではコルクを介したごく微量のとした酸素の出入りによる酸化を防ぐことができず、ワインは酸

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ワインと酸化防止剤の関係、解説と試飲感想の記事。