「黒猫オルドウィンの冒険」: マイペース魔女の読書日記

アダム・ジェイ・エプスタイン/アンドリュー・ジェイコブスン (Adam Jay Epstein/Andrew Jacobson) 著 大谷真弓 訳 早川書房 出版 わたしたちにとって身近な存在の動物といえば犬や猫ですが、この両者のイメージはかなり違う気がします。猫のゆったりとした歩みにめったなことには動じない冷静さを感じ、泰然と丸まっている姿に沈思黙考を感じるのは、わたしだけでしょうか。 このファンタジー作品のなかでは、黒猫、アオカケス、アマガエルがファミリア("使い魔"と呼ばれ、魔法使いを助ける役目を負う)として、悪者に捕えられてしまった人間の魔法使いを助けに行くという使命を負います。困難にぶつかり諦めそうになったとき、優等生タイプのアオカケスとひょうきん者のアマガエルを引っ張っていくのが黒猫です。猫が似合ってます。犬だとこうはならなかったでしょう、たぶん。 犬と猫の違いはさておき、子供

[oreimo]

「黒猫オルドウィンの冒険」: ... このファンタジー作品のなかでは、黒猫、アオカケス、アマガエルがファミリア("使い魔"と呼ばれ、魔法使いを助ける役目を負う)とし ... アオカケスとひょうきん者のアマガエルを引っ張っ