ゆとり教育で不足した学力はどこで補完するのか ～社会人になるために～ | Vol.20 | アキューム

江見 圭司 1. ゆとり教育？ 1.1. ゆとり教育以前に何がおこったのか 1957年10月4日のソビエト連邦（現在のロシア）による人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げが成功したという報告は，アメリカ合衆国をはじめとする西側諸国の政府や社会に大きな衝撃や危機感を煽ることになった。これをスプートニク・ショック（Sputnik crisis）といい，このことが教育の現代化を行うきっかけになったのである[1]。当時のソビエト連邦が人工衛星打ち上げを成功させた秘訣を西側諸国が分析した。日本でも同様であった。結局，集合論とベクトル・行列を教育に取り入れることが結論づけられたようである[2]。 そのことを受けて，1971年に小学校に集合論が取り入れられて，1972年には中学校，1973年には高等学校にも集合論が導入された。また，高等学校の数学ではすでにベクトルは教えていたが，行列（行列式の計

[natsutan]

ふえぇ

[turuhashi]

自分で"どっぷりと第三次ゆとり教育を受けた生徒が受験するはずのPISA2009では若干成績は向上した"と分析してるのに、どうしてこういう論調に？

[bn2islander]

“5ヵ国（フィンランド，カナダ，オーストラリア，韓国，日本）についてのみ表示している” この5カ国だけ取り上げる意味と根拠はなんなのですかね