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南方熊楠と「デカメロン」
《『岳父・南方熊楠』第一章より》 (一) (二) (三) (四) (一) [このページのはじめへ] 暑中休暇中にかね... 《『岳父・南方熊楠』第一章より》 (一) (二) (三) (四) (一) [このページのはじめへ] 暑中休暇中にかねて計画していた南方熊楠英文随筆の出版の準備をすすめて来たが、なかなか捗らず、予定の半分どころで、ちょっと一服、駄筆を弄して魯文を草し、いささか熊楠の博学多識の一端を伝えることにしよう。 「デカメロン」といえば、みなさん先刻ご存知の通り、イタリヤは文芸復興期、ダンテ、ペトラルカと並んで高名のボッカチオの作。 古今東西の風流滑稽談を面白く編集して、一流の麗筆と特異な書き振りとで一世を風摩し、その後今日に至るまで大きな影響を各方面に及ぼし、文芸史上甚だ意義の高いものがあるが、ことに人生百般をそのあるがままに眺めて、中世期から伝えられた教会の聖僧達の勿体振った偽善を素破抜いて、人の心とは坊主達の言っているようなものではごわんせん、世の道理とは実はしかじか、こんたもンじゃと、自然の性情