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慶應義塾大学 アート・センター (RCAAA, Keio):催しもの
震災から一年を経て、復興にむけた様々な動きが進行しています。文化財に関しても文化財レスキュー事業... 震災から一年を経て、復興にむけた様々な動きが進行しています。文化財に関しても文化財レスキュー事業を中心に活動が展開していますが、生活再建もままならない中、文化への支援や復興の計画は困難な状況が続いています。このような点については、具体的な事例報告や関連の催事がこの3月にも幾つか開催され、現状報告・ディスカッションがなされました。 しかし、昨年の3月11日の震災は、日本において文化的なパラダイムの変換までをも迫る大きな出来事でした。この震災そしてその後に引き続いた原子力発電所事故を経験した我々は、それ以前とは違った形で、この世界を見つめ、文化や生活について考えることを求められています。 この度のシンポジウムでは、具体的な支援や復興の事例報告、現状の共有ということではなく、むしろ、現在、我々の置かれている現状認識を先鋭化し、その中で生活・文化、芸術の問題を改めて問い直し、この未曾有の震災という
2012/06/20 リンク