北陸新幹線設備工事で談合疑惑 受注担当者ら任意聴取：朝日新聞デジタル

北陸新幹線の線路の雪を溶かす設備の設置工事の入札で談合の疑いがあるとして、東京地検特捜部が２２日、工事を受注した業者の担当者から任意で事情聴取を始めたことが、関係者の話でわかった。公正取引委員会は昨年９月、独占禁止法違反（不当な取引制限）容疑で受注業者１３社と、発注者側の独立行政法人「鉄道・運輸機構」東京支社を家宅捜索しており、同容疑で刑事告発する方針だ。 問題とされたのは、２０１５年春に開業予定の北陸新幹線の長野―金沢間（２２８キロ）の融雪設備工事。１１年３月～１２年１１月に分割発注され、条件付き一般競争入札に参加した高砂熱学工業、三機工業、朝日工業社（いずれも東京）、ダイダン（大阪）などが公取委の強制調査を受けている。 関係者によると、入札参加業者は、担当者があらかじめ協議して落札業者を決め、受注機会の均等を図っていた疑いがある。いったん入札に参加を申し出ながら、複数社がその後辞退し、

[sent666]

>「談合の可能性が極めて高い」とされる落札率９５％以上も８件あり、うち５件は９９％を超えていた