セブン、ゼンショー… 小売り・外食業界でもベア続々：朝日新聞デジタル

小売り大手のセブン＆アイ・ホールディングス（ＨＤ）は１０日、好業績を背景に、主な子会社で賃金水準を底上げするベースアップ（ベア）を実施する方針を固めた。傘下のスーパー「イトーヨーカ堂」やコンビニ「セブン―イレブン・ジャパン」で月給を平均２千～４千円引き上げる。主な子会社でまとまってベアに踏み切るのは２年連続。ただ、業績が低迷する百貨店「そごう・西武」のベアは見送る方針だ。 ローソンも１２年ぶりのベア（平均３千円）を、食品スーパー大手のライフコーポレーションも１６年ぶりのベア（同２千円）をそれぞれ決定。牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーＨＤも１０日、２年連続でのベア（同３５００円）を発表した。 ベアが続くのは、政府からの賃上げ要請に加え、物価上昇が続き、消費増税も控えるなかで、「社員の生活水準を守る」（ライフ広報）というねらいもある。

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ベアが続くのは、政府からの賃上げ要請に加え、物価上昇が続き、消費増税も控えるなかで、「社員の生活水準を守る」（ライフ広報）というねらいもある。