土砂運搬、長さ１キロのコンベヤー 陸前高田で稼働：朝日新聞デジタル

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で２４日、高台造成地から出る土砂を市街地まで運び出す巨大なベルトコンベヤーが動き始めた。川を渡す専用のつり橋（長さ２２０メートル）も設置。トラックなら９年かかる搬出が３年に短縮されるという。 土を切り出す高台造成地は市中心部近くの高さ約１２０メートルの山で、約５０メートルに削り、住宅地をつくる。出る土の量は東京ドーム７杯分に当たる８６０万立方メートル。多くを幅１・８メートルのベルトコンベヤーで運び出し、最大で１１メートル盛り土をする中心市街地のかさ上げに使う。 １日に運べる土の量は２万立方メートルで、１０トントラック４千台分。現在の長さは約１キロだが、今後さらに４方向に分岐させて総延長は約３キロになり、７月にフル稼働する予定だ。 工費は約１２０億円で、清水建設などの共同企業体が手がけている。つり橋は地元の小学生への公募で、「希望のかけ橋

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コンベヤーさん土砂をドシャッと運んべ(で)や〜