オゾン層、１９８０年水準まで回復も可能 国連機関発表：朝日新聞デジタル

国連環境計画（ＵＮＥＰ）と世界気象機関（ＷＭＯ）は１０日、大気中のオゾン破壊物質が減り、人体に有害な紫外線を遮るオゾン層は、１９８０年当時のレベルにまで回復する可能性があると発表した。オゾン層を破壊する物質の生産と使用を規制するモントリオール議定書（１９８７年採択）に基づいた国際社会の行動が効果に結びついたという。 ＵＮＥＰのアヒム・シュタイナー事務局長はニューヨークの国連本部で会見し「オゾン破壊物質を削減する取り組みは最も成功した物語の一つ。議定書は既に年２００万人の皮膚がん患者の誕生を防いできたと言えるだろう」と述べた。議定書は、かつて冷蔵庫の冷媒などとして使われていたフロン類を規制した。 発表によると、大半のオゾン破壊物質は議定書の見通しに沿って減少中。オゾン層の破壊は８０年代から９０年代前半に進んだが、２０００年以降は大きな変化はない。議定書が守られればオゾン層が２０５０年までに８

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見出し詐欺。能力でなく可能性。「オゾン層は、１９８０年当時のレベルにまで回復する可能性があると発表」「一方、オゾン破壊物質の代替で使用量が増えているハイドロフルオロカーボン（ＨＦＣ）は温室効果が高い」