震災モニュメント、新たに２４人の名 阪神大震災２０年：朝日新聞デジタル

阪神大震災の犠牲者らの名を刻んだ神戸市中央区の「慰霊と復興のモニュメント」に２０日、新たに２４人の銘板が加わった。発生から２０年になるのを前に、掲示は計４９７２人になった。 今年は震災死や遠因死の２２人とともに、モニュメントの設置・運営に関わった前兵庫県知事の貝原俊民さん（享年８１）とＮＰＯ法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」前理事長の黒田裕子さん（同７３）の銘板も取りつけられた。 １９９５年１月の震災発生時に知事だった貝原さんは、住宅再建への公的支援を国に求め、被災者生活再建支援法の成立につなげた。０１年に退任し、先月、交通事故で亡くなった。 黒田さんは仮設住宅で高齢者や障害者の見守り活動を続け、多くの孤独死を防いだ。その後も国内外の被災地で災害看護を実践してきた。今年９月、がんで亡くなった。同ネットワークの宇都（うと）幸子理事（７０）は、闘病中の黒田さんが「死ぬのは怖くないけど、

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