シリア副外相「ベストを尽くす」 人質事件で日本に協力：朝日新聞デジタル

日本人人質事件をめぐり、シリアのメクダド副外相は２３日、朝日新聞との単独の電話会見に応じた。事件発生後、日本政府はヨルダンの日本大使館を通じて、人質の生命の確保と捜索にシリア側の協力を要請してきたという。 メクダド氏は「日本国民、政府、そして２人の人質の家族に、心から同情している。日本はシリアの大切な友人だ。人質救出のために、シリア政府はベストを尽くす」と述べた。 「イスラム国」はアサド政権にとって内戦を戦う敵対相手のため、人質のいる場所などの具体的な情報はわからないが、人質に関連する情報はすべて日本政府に提供するという。また、事態打開へ日本政府が必要と判断すれば、政府関係者がシリアに入ることも認めると表明。スムーズな連係のため、日本が引き揚げた大使を再びシリアに派遣し、閉鎖中の日本大使館を再開するよう提案した。 メクダド氏は「『イスラム国』は日本政府を脅迫して政策変更を迫るテロリストだ。

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「シリア副外相「ベストを尽くす」　人質事件で日本に協力」。「事件発生後、日本政府はヨルダンの日本大使館を通じて、人質の生命の確保と捜索にシリア側の協力を要請してきた」