米ヤフーのネット事業、ベライゾンが買収か：朝日新聞デジタル

経営不振の米ヤフーが検討しているネット事業の売却先について、ロイター通信などは２２日、７月中にも米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズに決まる可能性があると報じた。交渉は最終段階にあるとみられ、ブルームバーグは両社が５０億ドル（約５３００億円）近い額で協議しているとも伝えている。 ベライゾンの幹部はヤフー買収に積極的な発言を繰り返している。ネットサービスのＡＯＬを持ち、ヤフーの広告技術や検索、メールサービスを生かしやすいとも指摘される。 ヤフーはインターネット草創期の代表的企業だが、スマートフォン時代に乗り遅れ、業績低迷が長引いている。ネットという中核事業の売却が実現すると、残る主な資産は中国のネット通販最大手アリババグループ、日本のヤフーなどの株式ぐらいになる。（サンフランシスコ＝宮地ゆう）

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米ヤフーのネット事業、ベライゾンが買収か