愛媛）体罰加えた教諭、国体コーチ内定 被害生徒も出場：朝日新聞デジタル

教え子だった高校陸上部の男子生徒に暴力をふるってけがをさせたとして、今年３月に傷害罪で略式命令を受けた県立高校の男性教諭（現・県教委）が、９月開幕のえひめ国体の陸上競技のコーチに内定したことが分かった。国体の陸上競技には被害者の男子生徒も出場が決まっており、県教委は「心のケアには十分注意したい」としている。 愛媛陸上競技協会の担当者によると、男性教諭のコーチ就任は７月に内定。本人は事件を理由にいったん就任を固辞したが、他に技術的な指導ができる専門家が見当たらないため、被害者の生徒になるべく接触しないことを条件に協会が就任を依頼したという。 被害生徒の関係者によると、生徒の親が陸上競技協会に抗議したものの、「決定事項だ」と言われたといい、生徒は今回の内定に心を痛めているという。 県教委高校教育課の担当者は…

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