「慰安婦」登録見送りの公算大 ユネスコ「世界の記憶」：朝日新聞デジタル

ユネスコ（国連教育科学文化機関）の「世界の記憶」（旧・記憶遺産）の登録可否を審査する国際諮問委員会が、日中韓など８カ国の市民団体などが申請した「旧日本軍の慰安婦に関する資料」登録の判断を見送る方向になったことがわかった。ユネスコの事務局長が最終判断するが、政治的な緊張をはらむ案件だとして登録が見送られる公算が大きくなっている。 複数の日本政府関係者が明らかにした。ユネスコの執行委員会は１８日、当事者間で意見が異なる案件は話し合いを促し、まとまるまで審査を保留するとの決議を全会一致で採択した。来年以降の申請分から適用されるが、菅義偉官房長官は２７日午前の記者会見で「我が国としては、ユネスコのすべての関係者が決議を尊重し、決議の精神に基づいて対処していくように強く期待する」と述べた。 慰安婦資料の「世界の記憶」登録をめぐっては、市民団体などが２０１６年５月末、旧日本軍や連合軍の公文書や裁判記録

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「ユネスコの事務局長が最終判断するが、政治的な緊張をはらむ案件だとして登録が見送られる公算が大きくなっている」。論評は抜きで、備忘のためにブックマークしておく。

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「慰安婦」登録見送りの公算大　ユネスコ「世界の記憶」