asahi.com（朝日新聞社）：自動車１０社が黒字 １０〜１２月期、回復基調くっきり - ビジネス・経済

自動車１０社の２００９年１０〜１２月期連結決算が９日出そろい、全社が営業利益を確保した。各国の新車購入支援策や新興国での販売増を受け、１０年３月期の営業損益見通しも三菱自を除く９社が上方修正し、回復基調が鮮明だ。ただ、各社とも、政策効果が薄れる来期以降については慎重な見方を崩していない。 日産自動車が９日に発表した１０〜１２月期連結決算の営業利益は１３４０億円だった。１０年３月期の営業利益見通しも、昨年１１月時点での前回予想より１７００億円多い２９００億円、純損益も４００億円の赤字から３５０億円の黒字に上方修正した。 志賀俊之最高執行責任者は「中国の販売が牽引（けんいん）力となり、（国内など）成熟市場の販売も回復しつつある。支出抑制にも取り組み、確かな業績を支えた」と述べた。 三菱自動車といすゞ自動車、日野自動車は０８年７〜９月期以来、５四半期ぶりに四半期の営業損益が黒字転換した。三

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