朝日新聞デジタル：関電・九電申請の電気料金、値上げ幅２％程度圧縮へ - 経済・マネー

関西電力と九州電力が申請している家庭向け電気料金の値上げについて、経済産業省と消費者庁は２７日、値上げ幅をそれぞれ２％幅程度縮める方針を固めた。関電は申請の平均１１・８８％から９％台後半に、九電は同８・５１％から６％台前半にする方向だ。 茂木敏充経済産業相と森雅子消費者相が２７日午後に会談し、値上げ幅を決める。その後、週内にも関係閣僚が集まり、値上げ幅を正式に決める。実際の値上げは５月１日からの見通しだ。 値上げ申請に対し、経産省の電気料金審査専門委員会は６日、少なくとも１％幅ほど圧縮するよう求める方針案をまとめた。液化天然ガス（ＬＮＧ）などを買う費用をさらに削れると判断したためだ。両大臣の２７日の会談では、米国のシェールガス輸出が解禁されることなどを織り込めば将来の燃料価格は下がるとして、値上げ幅をさらに縮めることを確認する。 茂木氏は２６日の閣議後の記者会見で、両電力の値上げ幅に

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朝日新聞｜関電・九電申請の電気料金、値上げ幅２％程度圧縮へ