朝日新聞デジタル：（勝手に関西遺産）懐かしさ膨らむね - カルチャー

まあるいレインボーラムネ。甘酸っぱい味に、ほっぺもまあるくなる＝大阪市北区、滝沢美穂子撮影イコマ製菓本舗の「レインボーラムネ」＝奈良県生駒市、滝沢美穂子撮影 ■レインボーラムネ ふんわりしたパステルカラーに、ほんのり甘酸っぱいピーチ味。年２回しか販売しない、奈良県生駒市の町工場が手がけるラムネ菓子が爆発的な人気を博している。 購入は申込制で、毎年３・９月の抽選には２万人近く申し込むが、千人ほどしか購入できない。「死の床にあった父がおいしいと食べてくれた」「紛争地域で活動するＮＰＯに差し入れたい」「ＮＡＳＡ（米航空宇宙局）の土産に持って行く」。世界を旅するラムネ菓子だ。 戦後まもなく創業した「イコマ製菓本舗」は、主にラムネ菓子のキャラクター商品づくりを請け負ってきた。「１５年前まで卸売業者に買いたたかれ、在庫の山に埋もれていました」と平口治代表（６５）。起死回生の打開策がレインボーラム

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今回の抽選販売には今まで以上に応募が殺到しそう