asahi.com（朝日新聞社）：日本ＩＢＭ、今年の研究開発方針を発表−ストリーミング技術など焦点 - 日刊工業新聞ニュース - デジタル

日本ＩＢＭは２４日、２０１０年の研究開発部門の方針を発表した。全社で推進するスマータープラネット戦略を支える重要技術として、ストリーミングコンピューティングやハイブリッドシステムなどに焦点を当てるとともに、具現化に向けた切り口を示した。 スマートグリッド（次世代電力網）の日本での取り組みについては、久世和資執行役員研究開発担当が「再生可能エネルギーとの組み合わせを含め、日本の強みである電力のクオリティーを世界標準に反映させる手伝いをしたい」と強調。電気自動車が充電する際の電力料の課金システムのあり方にも言及し、将来は「電気が貨幣としての意味を持つ」と指摘した。 ストリーミングコンピューティングはセンサーなど複数の情報ソースから届くデータを基に複合的に分析判断し、素早い意思決定を可能にする技術。ハイブリッドシステムは「ある領域を決めてハード・ソフトなどの組み合わせを一つのシステムとして提

[AkihitoK]

"スマートグリッドの日本での取り組みについては、久世和資執行役員研究開発担当が「再生可能エネルギーとの組み合わせを含め、日本の強みである電力のクオリティーを世界標準に反映させる手伝いをしたい」と強調"