asahi.com（朝日新聞社）：【青森】リンゴ初競り「相場は堅調」 - 食と料理

弘果弘前中央青果の市場であった２０１１年産リンゴの初競り「りんご開市」。多くの生産者や仲買の「買参人」が集まった＝弘前市 今年産リンゴの初競りになる「りんご開市」が４日、弘前市の弘果弘前中央青果（大中忠社長）の市場などであった。 同市場には、昨年の１１４０箱（１箱約２０キロ）の倍近い２２３９箱が出荷された。競りでは、極早生の「夏緑」の高値が１箱６６１５円（昨年６８２５円）、「祝」が同６３００円（同６８２５円）、「花祝」が１万２６００円（同１万４７００円）とほぼ３〜１４％安。弘果によると「良品の引き合い強く、買い気は活発で堅調な相場」だった。 リンゴの販売は、福島第一原発の事故により台湾への輸出が低迷、昨年産リンゴの完売に響いているという。最近の円高や他県産果物の出回り具合などもあり、楽観できない。 大中社長は「厳しい状況だが、おいしい青森リンゴを生産して販売しよう」と、初競りに集ま