asahi.com（朝日新聞社）：オリエント急行、年内廃止 英紙報道 - 国際

【ロンドン＝土佐茂生】２２日付の英紙インディペンデントは、アガサ・クリスティの推理小説でも有名な「オリエント急行」が今年１２月をもって廃止されると報じた。交通手段の発達やコスト高などで乗客が離れたのが理由で、１２６年の歴史に幕を下ろす。 同紙によると、同急行は現在、オーストリア・ウィーンと仏東部ストラスブールの間を運行。１２月１２日午前８時５９分にストラスブールに到着する列車が最終となる。 オリエント急行は１８８３年に運行開始。最盛期にはパリからトルコのイスタンブールを結び、欧州大陸の大動脈として活躍したが、第２次世界大戦後、自動車や飛行機、高速鉄道の発達などに押され、０１年にパリ―ウィーン間、０７年に現路線へと縮小されていった。 鉄道評論家は同紙に「悲劇だ。高速鉄道は素晴らしいが、大陸間を穏やかな速度で走る列車は保存されるべきだ」と語っている。

[mayumiura]

"現在、オーストリア・ウィーンと仏東部ストラスブールの間を運行。"

[katamachi]

ああ、ここらの一連の報道は「インディペンデント」の焼き直しなのか。1977年に「廃止」されたときの大騒ぎとか誰も覚えていないんだよね

[K921]

高速化の流れはもう止められなくて、高速という意味では飛行機や、新幹線等の高速鉄道にはかなわない。鉄道の転換点が今訪れている気がする。これからは、環境面・機動力・豪華さあたりで勝負の時代なのかも知れない

[mobanama]

"鉄道評論家は同紙に「高速鉄道は素晴らしいが、田舎を穏やかにドライブするように走る列車は保存されるべきだ。悲劇だ」と語っている"そりゃ鉄には悲劇だろうて。