asahi.com（朝日新聞社）：馬「総統」どう呼ぶ？ 「先生」「閣下」…中国側訪台で - 国際

馬「総統」どう呼ぶ？ 「先生」「閣下」…中国側訪台で2008年11月3日18時18分印刷ソーシャルブックマーク 【台北＝野嶋剛】中国の対台湾窓口、海峡両岸関係協会の陳雲林会長が３日から初めて訪台するが、台湾の馬英九（マー・インチウ）総統をどう呼ぶか注目されている。台湾の主権を認めない中国は公的メディアなどで台湾総統を「台湾地区の指導者」と呼んできたが、台湾側は陳氏に「総統」と呼ばせたいところ。妥協案も含め、中台の交渉が続いている。 馬総統は２日の台湾各紙とのインタビューで、呼称問題について「私は総統の身分で会うので、当然『総統』を希望するが、ほかの表現方法を使うかもしれない」と述べ、含みをもたせた。 国共内戦後、双方の指導者や幹部の面会はほとんどなかった。台湾の国民党幹部らが訪中した際は、中国の胡錦濤国家主席を党の肩書で「総書記」と呼んできた。 論議のきっかけは６月に馬総統が「私は陳先生（