asahi.com（朝日新聞社）：６者協議再開に５条件 対北朝鮮、日米韓が合意 - 国際

日米韓３カ国は、北朝鮮の核問題をめぐる６者協議再開の条件として、北朝鮮に対し（１）ウラン濃縮計画の停止（２）国際原子力機関（ＩＡＥＡ）による査察受け入れ（３）北朝鮮の核兵器や既存の核計画の放棄などを盛り込んだ２００５年の６者協議共同声明の履行――などの５項目で具体的な行動を取るよう求めることで合意していたことがわかった。６者協議関係筋が明らかにした。協議の成果をあげるため北朝鮮にとって厳しい条件を突きつけた形で、開催への調整は難航も予想される。 日米韓３カ国は、北朝鮮による韓国・大延坪島（テヨンピョンド）への砲撃など朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、６日に米ワシントンで開いた外相会談でこの方針を確認した。５条件のうち二つについては明らかになっていない。３カ国は北朝鮮が１１月に公開したウラン濃縮施設の稼働を確認していないが、稼働が事実であれば少なくとも濃縮を停止させたうえで、計画の完全放棄を６者