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asahi.com(朝日新聞社):茨城南部の液状化、補助対象の「かさ上げ」も - 社会
茨城県南部の潮来市日の出地区では玄関が地中に沈んだ家や、正面が約50センチ沈んで裏側が50センチ... 茨城県南部の潮来市日の出地区では玄関が地中に沈んだ家や、正面が約50センチ沈んで裏側が50センチほど浮き上がった新築の家などが、いたるところにある。地区はかつて川の一部だったが干拓で水田になり、1977年に196ヘクタールの宅地になった。 下水道が使えず、主婦(48)が空き地で食器を洗っていた。自宅は地面のコンクリートが隆起し、玄関のドアが半分しか開かない。車庫の地面も波打っている。「ローンが残っており、引っ越しは簡単にできない」と嘆く。 元会社員の吉野一夫さん(62)宅は無傷に見えるが15センチ傾いているという。「東北の人に比べればまだ良い方だが、いくらかでももらえるならうれしい」 茨城県南部の神栖市、鹿嶋市などでも被害が出ている。神栖市の担当者は「瓦も壁も基礎も大丈夫なのに、傾いている住宅は直すのに多額のお金がかかる。何とかしてあげたい」と話し、被災者生活再建支援制度の支給対象に
2011/04/09 リンク