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asahi.com(朝日新聞社):覚醒剤密輸に問われた外国人に無罪判決 千葉地裁 - 社会
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asahi.com(朝日新聞社):覚醒剤密輸に問われた外国人に無罪判決 千葉地裁 - 社会
西アフリカのベナンから覚醒剤約2.5キロを密輸したとして覚醒剤取締法違反などの罪に問われた男性被... 西アフリカのベナンから覚醒剤約2.5キロを密輸したとして覚醒剤取締法違反などの罪に問われた男性被告の裁判員裁判で、千葉地裁(後藤真理子裁判長)は17日、被告に無罪の判決を言い渡した。検察側は懲役13年、罰金700万円を求刑していたが、判決は「犯罪の証明がない」とした。 被告は、英国籍でウガンダ在住の自称地質学者、ソウヤー・ジョフリー・ロバート被告(54)。薬物密輸組織の者数人と共謀し、昨年6月2日、覚醒剤約2.5キロ(末端価格約1億1400万円)を細工したスーツケースに隠し入れ、ベナン共和国を出国し、フランス経由で同4日、成田空港に密輸したとして起訴された。 公判で被告は、覚醒剤がみつかったスーツケースについて「臨時の家政婦が用意したもので、中身も詰めてもらった。覚醒剤が入っているとは知らなかった」と主張。判決は「覚醒剤が収納されていると被告が認識していたのは間違いない、とは言えない」