asahi.com（朝日新聞社）：梅雨明け、記録的遅さに？ 東海―九州北部 - 社会

九州や中国地方に豪雨をもたらした梅雨前線。２９〜３０日にかけても活動が再び活発化すると予想されるため、気象庁は警戒を呼びかけている。東海―九州北部にかけての梅雨明けは８月にずれこみ、記録的な遅さになる可能性が出てきた。（大久保泰） 梅雨前線は北側の乾いた寒気と南側の湿った暖気の境目にできる。気象庁の予報によると、２８日はその境界があいまいになり、天気図上からは前線が消える。しかし、２９日になると朝鮮半島付近の低気圧から延びる前線が再び西日本にかかり、大雨をもたらす恐れがあるという。３０日も前線は停滞し、活動が弱まるのは３１日以降になる見込みだ。 今年の梅雨は、沖縄で明けた後、奄美、九州南部と順調に北上したものの、１４日に関東甲信が平年より６日早く梅雨明けしてからは、前線が西日本と東北―北陸に停滞しているため、各地で梅雨が明けない状態が続いている。 東海から九州北部の梅雨明けはすでに平