朝日新聞デジタル：浜岡原発差し止め訴訟、東京高裁「早期に追加対策を」 - 社会

関連トピックス原子力発電所中部電力 中部電力浜岡原発（静岡県御前崎市）の周辺住民が中部電に運転差し止めを求めた訴訟の控訴審で、約１年ぶりとなる口頭弁論が１日、東京高裁（滝沢泉裁判長）であった。今年３月に内閣府が「最大２１メートルの津波」が浜岡原発に到達すると推計したことを受けて、滝沢裁判長は「できるだけ早く追加の対策を示すように」と中部電に求めた。 浜岡原発では東日本大震災後、約１４００億円をかけて高さ１８メートルの防波壁などの津波対策を進めている。中部電はこの日、「防波壁や水密扉を作り、電源を喪失しても対応できる」と強調。内閣府の津波推計については「８月下旬に詳細なデータが出るので、１２月までに対策が必要か検討する」と述べるにとどめた。 これに対し住民側は、「防波壁を超える津波が予測され、廃炉の可能性もあるのに、検討を先延ばしにしたまま工事を続けるのはおかしい。再稼働までに判決が出

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滝沢泉裁判長「できるだけ早く追加の対策を」中電「電源喪失も対応できる」「12月までに対策が必要か検討」住民「検討を先延ばしにしたまま工事を続けるのはおかしい。再稼働までに判決出ないよう時間稼ぎしている」

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朝日新聞｜浜岡原発差し止め訴訟、東京高裁「早期に追加対策を」