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水中ロボットが撮影したベニズワイガニの群れ=東京大学生産技術研究所提供 日本海には、ベニズワイガ... 水中ロボットが撮影したベニズワイガニの群れ=東京大学生産技術研究所提供 日本海には、ベニズワイガニが海底100平方メートルあたり400匹も生息する「カニのパラダイス」がある――。東京大と海洋研究開発機構の研究チームがそんな調査結果をまとめ、18日に発表した。東京大が開発した自律型水中ロボット「ツナサンド」(重さ約240キロ)で深海底を写真撮影して確認した。 調査は7月、新潟県直江津沖30〜40キロの日本海で行った。日本海には海底からメタンがわき出している海域があり、そうした場所はベニズワイガニが多いことが以前から知られていた。水深約900〜1千メートルの12カ所にロボットを潜水させ、高解像度カメラで海底を連続撮影した。 その結果、最も多い場所では長さ40メートル、幅20メートルの海底に3341匹が生息していた。現場はベニズワイガニの漁場エリアに含まれるが、今回確認された生息密度は、過
2010/08/19 リンク