asahi.com（朝日新聞社）：奄美豪雨 「道義的責任感じる」犠牲者出た施設が会見 - 社会

記録的な豪雨で入所者２人が死亡した鹿児島県奄美市住用（すみよう）町のグループホーム「わだつみ苑」の職員らは２４日夜、記者会見し、施設が濁流に襲われた当時の状況を説明した。 わだつみ苑の記者会見には施設を運営する社会福祉法人陵風会の徳田恵子理事長と、わだつみ苑管理者の岡良子さん（６０）、介護職員の橋口孝太郎さん（４１）らが出席した。 被災した２０日の日中は、橋口さんと女性職員の２人が入所者９人を見ていた。 昼食時、市の防災無線が避難を呼びかけた。橋口さんが外を見ると周辺が冠水し、水が迫っているのに気づいた。午後０時２５分、トイレの排水溝から水が入った。避難のため玄関を開けると、水はひざの高さになった。 逃げるのは無理と判断。橋口さんが１１９番通報し、救助を待った。しかし、水は胸の辺りまで達した。女性職員は助けを呼びに外へ出て濁流に流された。 入所者９人は３カ所に分散していた。橋口

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