asahi.com（朝日新聞社）：中学駅伝選手８２人食中毒か 佐賀 - 社会

佐賀市で２９日にあった九州中学校駅伝競走大会（九州中体連など主催）に出場予定だった中学生ら８２人が、同日未明から発熱や下痢、吐き気などの症状を訴えた。このうち６０人が市内の病院で診察を受け、女子生徒３人が入院した。重症者はいない。大会は予定通り行ったものの、男子３校が棄権、女子１校が記録の残らないオープン参加になった。佐賀県生活衛生課が食中毒の疑いもあるとみて調べている。 主催者や同課によると、症状が出たのは選手や保護者、監督ら。全員が佐賀市内の同じホテルに宿泊し、２８日に生野菜サラダや中華マリネなど同じ夕食を食べた。２９日午前２時ごろから昼のレース終了後にかけて次々に症状を訴えたという。ただ、ホテルによると発症者の中には夕食を食べていない生徒４人もいた。 大会は九州・沖縄から男女各１７校が出場を予定。選手の入れ替えを可能にするなどして実施した。男子の坂本（熊本）、大淀（宮崎）、帖佐（