朝日新聞デジタル：前田国交相、支援依頼書問題「軽率だった」 辞任は否定 - 政治

関連トピックス参議院選挙調査結果について記者会見する前田武志国土交通相＝１６日午後、東京・霞が関、林敏行撮影 前田武志国土交通相は１６日に国交省で会見し、国交相名で岐阜県下呂市長選候補への支援依頼書が告示日前に送られた問題で釈明した。多忙で、依頼書を読まずに署名したとし、「軽率だった」と陳謝。「思いもよらない形で（署名が）使われ、あぜんとしている」と辞任は否定した。 前田氏によると、３月２７日に民主党の山田良司衆院議員（比例東海・元下呂市長）から「市長選が近いので後日届ける激励の文書に署名を」と直接頼まれた。同３０日に前田氏の政務秘書官が、山田氏の秘書からメールで届いた文書を直して印刷。前田氏が署名した。この問題で政務秘書官は辞任したという。 会見に先立ち、前田氏は衆参各院の国交委員会理事らにも説明。ただ、自民党は公職選挙法が禁じる事前運動や公務員の地位利用の恐れがあるとして、資質を