asahi.com（朝日新聞社）：日本郵政・西岡会長は留任の見通し 亀井担当相が言及 - 政治

亀井静香郵政改革担当相は２７日の閣議後会見で、日本郵政の社外取締役で会長を務める西岡喬・三菱重工業相談役（７３）が留任する見通しを明らかにした。奥田碩・トヨタ自動車相談役（７６）も留任する方向になっている。 日本郵政には現在、両氏を含め取締役が９人いる。亀井氏は高木祥吉副社長、牛尾治朗・ウシオ電機会長ら残る取締役のうち「４、５人はおやめいただかないと」と述べた。 西岡氏は今年８月末、日本郵政の社外取締役から会長に「内部昇格」していた。亀井氏は新経営陣について「能力ある、人物的に立派な人をそろえていく」として民間企業の経営者にこだわらない方針も打ち出しており、作家の曽野綾子氏の就任が内定している。 西川善文社長は日本郵政が２８日に開く取締役会で退任。その後、開かれる指名委員会では後任社長に内定している元大蔵（現財務）事務次官の斎藤次郎氏、曽野氏らが新任取締役候補として指名される運びだ。