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asahi.com(朝日新聞社):人工的に歯を作製、正常に機能 マウス使い実証 - サイエンス
印刷 歯の再生の流れマウスの口に生着した歯(右)=東京理科大・辻孝教授提供 歯のタネから成熟した... 印刷 歯の再生の流れマウスの口に生着した歯(右)=東京理科大・辻孝教授提供 歯のタネから成熟した歯を作り出し、移植した口の中でも正常に機能させることに、東京理科大の辻孝教授と大島正充助教らのチームがマウスを使って成功した。13日の米科学誌プロスワン(電子版)に発表した。 辻教授らは、東京医科歯科大や東北大などとの共同研究で、上皮細胞と間葉細胞という2種類の細胞を組みあわせて歯のタネになる歯胚(しはい)を作製。プラスチック製の2.5ミリの小さな枠に入れてマウスの体内に埋め込んで培養し、歯周組織をともなった歯にまで成熟させた。 その後、マウスの歯茎に移植したところ、移植後40日程度で周囲の組織になじみ、神経や血管もつながって定着。モノをしっかりかめて、かんだ時の刺激や痛みも感じることができるなど、正常に機能することが分かった。 関連記事〈kotobank・用語解説〉メニュー方式〈koto
2011/07/14 リンク