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asahi.com(朝日新聞社):震災15年、神戸の出会い 「その街のこども 劇場版」 - 映画 - 映画・音楽・芸能
スタイル抜群の女が新神戸駅に降り立つ。広島出張に向かっていた男も、後を追うように飛び降りる。女が... スタイル抜群の女が新神戸駅に降り立つ。広島出張に向かっていた男も、後を追うように飛び降りる。女が男に道を尋ねる。2人は互いに神戸出身であることを知り、打ち解けて居酒屋に入る。 こうして始まった映画は、典型的なボーイ・ミーツ・ガールの形式で進む。男は15年ぶり、女は13年ぶりに故郷の地を踏んだ。2010年1月16日の夜。翌日は阪神大震災から15年目に当たっていた。 酒が回った2人は震災の体験談で盛り上がる。男はスリーサイズか携帯電話の番号を教えてと迫り、女はあっさり男の携帯に数字を打ち込む。いい感じの2人だったが、男が震災時の父親の行動について語り出すと、女は表情をこわばらせる。男はあきらめたように笑うのみ……。 昨年1月17日にNHKで放送されたテレビドラマの劇場版である。脚本は兵庫県西宮市出身の渡辺あや。女を演じるのは佐藤江梨子、男は森山未來。2人とも子供の時に震災を体験している。
2011/01/15 リンク