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被災地の自衛隊、10万人態勢解除へ 政権方針
被災地の自衛隊、10万人態勢解除へ 政権方針2011年6月30日5時0分 印刷 Check 菅政権は東日本大震災の... 被災地の自衛隊、10万人態勢解除へ 政権方針2011年6月30日5時0分 印刷 Check 菅政権は東日本大震災の被災地支援のため、陸海空3自衛隊を動員する「10万人態勢」を近く解除する方針を固めた。特別編成された統合任務部隊は7月初旬にも解散し、それぞれの駐屯地などへ戻る。 自衛隊10万人態勢は震災直後の3月12日、菅直人首相が北沢俊美防衛相に指示し、14日には3自衛隊から統合任務部隊が編成されて陸自仙台駐屯地に司令部を設置した。君塚栄治・陸自東北方面総監が活動を一元的に指揮してきた。 3自衛隊から最大約10万7千人、ヘリ約200機、固定翼機約300機、艦艇約50隻を投入し、行方不明者の捜索や被災者の生活支援、東京電力福島第一原発での放水活動などにあたってきた。10万人という編成規模は自衛隊史上最大だ。 ただ、震災から3カ月余がたち、行方不明者の大がかりな捜索などには区切りをつけることに