asahi.com（朝日新聞社）：就職・転職ニュース

テレビは粗削りで 面白かった 20代後半に、岩波映画製作所で企画を立てられる立場になりましたが、いくらいい案を提出しても20回も30回も会議にかけられ、揚げ句の果てに原形をとどめなくなる経験を何度もしました。この会議が、面白さや勢いをそぐためにあるようなもので、ここがまずい、あそこが過激だと、そのたびにテーマの肝心な所を削り落としていくから、のっぺらぼうでつまらないものになる。これはダメだと思っていました。 どうも、この職場は自分のいる所ではないかも知れないと悩んでいた時に、現在のテレビ朝日、当時は教育番組を中心としたNETテレビから、幼児向けのバラエティー番組の構成を依頼されます。まだ若い女性ディレクターでした。何かいいアイデアはないかと聞かれて、思いつくことを勢いよく話していたら、すぐそれで行こうと言うのです。しかもその晩にシナリオを書いて、すぐに本番を撮りますと。 約束どおり番組は2

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田原総一朗の。引用：かつてSFドラマの企画を通し、当時ノーベル文学賞の第一候補だった、作家の安部公房氏に脚本をお願いしたことがありました。