アピタ藤枝店、来年６月末閉店へ 食料品除き不振｜静岡新聞アットエス

ユニーグループ・ホールディングス（ＨＤ）は８日、総合スーパー「アピタ藤枝店」（藤枝市田沼）を来年６月末で閉店する方針を固めた。同ＨＤはファミリーマートとの経営統合に向け協議を進めていて、不振が続くスーパー事業見直しの一環とみられる。関係者が明らかにした。 同店では食料品のほか、衣料品や日用品も扱っているが、食料品以外の売り上げが振るわなかったという。 同店は１９８８年のオープン。鉄筋コンクリート造り３階建てで駐車場を含めた敷地面積は約１万平方メートル。同ＨＤは県内ではピアゴ清水高橋店（静岡市）の来年２月までの閉鎖を決めている。 関係者によると、アピタ藤枝店の土地と建物は地元の不動産会社２社が所有している。来年９月末でアピタとの契約満了を迎える。同店撤退後は現在の店舗を解体せずに補修して貸し出したい方針。 同店は国際観光ホテルが入る複合ビルの建設など再開発事業が好調なＪＲ藤枝駅南口か