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第48回:要求モデリングと誤り(要求工学:Requirements Engineering)
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第48回:要求モデリングと誤り(要求工学:Requirements Engineering)
今回は要求モデリングと誤り検出の関係について、まず米国標準技術局のデータに基づいて修正コストの観... 今回は要求モデリングと誤り検出の関係について、まず米国標準技術局のデータに基づいて修正コストの観点から議論する。次いで要求誤りを抑止するという観点から、共通フレームワークのV字型開発モデルの限界についても議論し、新たな開発モデルが必要になることを示そう。また、多くの開発現場で起こりうるようなシステム開発の課題と要求モデリングの関係についても考察したい。 誤りの構造 まず、誤りの構造を復習しておこう。 ◆誤り(error) 誤りには、知識の誤りと行為の誤りがある。行為が正しくても知識が間違っていれば、要求には欠陥が生じる。これに対して、正しい知識に基づいているが、正しくない行為によって作成された要求にもやはり欠陥が生じる。知識も行為も誤っていれば、欠陥が生じるのは当然である。 ◆欠陥(defect) 知識や行為の誤りによって、文書やコードに現れる正しくない記述を欠陥という。 ◆失敗(fail