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ディズニー首脳交代劇〜ミラマックスとピクサーへの影響〜 先月末の第77回アカデミー賞は、受賞は大体予想通り順当な結果でしたが、受賞候補作品がそれ程一般人気のある作品群でなかった事もあり、テレビ視聴者は主催者の5千万人という目論見が大きく外れ、昨年より更に二百万人も少ない4千百五十万人という結果になりました。 他の理由は、アカデミー賞授賞式の当日前に色々と同工異曲の映画賞が多かった事で、視聴者にとっては既に新味がなかった事だと思われます。期待のクリス・ロックの司会ぶりも、はじめの内はジュード・ロウやコリン・ファレル等の俳優達への強烈な皮肉などかなりキツイものがありましたが、番組が進む内に段々と矛先が鈍って来た様でクリス・ロックらしくなくなっていったのは残念でした。 さて、今一番の話題はディズニーで20年に亘り君臨してきたCEOマイケル・アイズナー氏の引退でしょうか。 後任には現在、社