中日新聞:富山新港貨物船 渡船回避で座礁 県側、航行情報把握せず:富山(CHUNICHI Web)

トップ > 富山 > 8月30日の記事一覧 > 記事 【富山】 富山新港貨物船 渡船回避で座礁 県側、航行情報把握せず Tweet mixiチェック 2013年8月30日 射水市堀岡明神新の富山新港を出港しようとした貨物船「第３５三晃丸」（四九八トン）が二十七日夜に浅瀬に乗り上げた事故で、貨物船が前方を航行していた県営渡船（四六トン）に気づき、衝突を回避するため右にかじを切り座礁したことがわかった。渡船を運営する県側が、これまで同港を出入りする貨物船などの航行情報を把握していなかったことも判明。県は九月上旬にも船舶代理店に情報提供してもらうように要請する。（西山輝一） 渡船は港湾建設で分断された東西地区間の交通手段として就航しており、港内東側の堀岡と西側の越ノ潟の両発着所間（七百七十メートル）を結ぶ。現在は一日九十七便が航行し、両地区住民らが利用している。 貨物船の船主「三晃海運」（徳島